ビルゲイツの考える "一日200円しかない場合の暮らしかた" とは?
どうも!まさとです!
今日は少し面白い記事を読んだのでそちらを少し訳してみたいと思います。
元の記事は世界で一番のお金持ち、そしてMicrosoftを創立したシアトル出身の
ビルゲイツのブログからです。
世界一の大富豪の考える一日200円しかない環境での暮らしかたとは一体どのようなものなのでしょうか?
それでは早速行きましょう!
一日200円の暮らし方
まず一日に200円しか使えない環境というのは存在します。
リサーチによると、実際問題10億人近い人間がこのような環境で過ごしていると言われています。知らなかったですよね。日本の人口の約9倍近くの人間が極限的な貧困の中で生活をしざるを得ないんです。
ビルゲイツは財団を設立し貧困地域の復興に大きく関わっている中で
”自分がもしこのような環境にいるとすればどのようにして生活をよくするか?”
というのを考えてみたそうです。
その中で出した答えがこちら。。
Raise Chickens
"鶏の育成をすること"
です。ニワトリを育てることが生活を改善させる上で一つの解決策になる。と言っています。
ではなぜニワトリを育てることが200円の生活を改善させることに繋がるのでしょうか?
*計算が面倒なのでわかりやすくするために1ドル=100円で計算しています
ニワトリは生活を改善してくれる理由
飼育が簡単でお金がかからないこと
ニワトリは地面に落ちているものならばなんでも食べて勝手に育って行きます。もちろん餌を与える方が良いですしその方が成長が早くなるのですが費用を大きく抑えることができるんですね。また健康状態を守るためのワクチンを打つにしてもかかる費用は
たったの20円ほどで事足ります。
投資としてのリターンが大きく見込める
アフリカの中での平均的なニワトリの売買価格は500円ほどだと言われています。
仮に5匹のメスのニワトリから始めるとすればどこかからオスのニワトリを借りてきて5匹のニワトリを受精させます。
そうすれば三ヶ月ほどすれば40匹ほどの赤ちゃんが生まれてきます。彼らを500円で売るとすれば20000円ほどの売り上げになるということです。全てを売らずにいくつかのニワトリを次の孵化に繋げていけば継続的なビジネスになって行きますよね。
最初5匹で始めたとしてもそこから数を増やしていくことも容易ですし食料として食べることも可能です。
過激な貧困の判断基準として年間7万円(月約6000円、つまり一日あたり200円ですね)というラインがあるのですがニワトリを育てることでこのラインを超えることが可能になります。
ニワトリの栄養価の高さが健康状態を保ってくれる
こちらは記事を読むまで知らなかったのですが
栄養不足で死んでしまう子供というのは年に310万人もいるそうです。
日本ではまず考えられないですが実際に起きているのが現状です。それを防ぐためにニワトリが役にたちます。ニワトリの卵は多くの動物性タンパク質や他の人体に必要な栄養素を多く含んでいるので健康状態を良くするのにはとても重要です。実際筋肉をつけるために一日にいくつもの卵を食べるボディビルダーの話を聞いたこともあるので卵のもつ栄養素というのはとても高いと思います。
どこかで読んだ記事では卵の殻にはカルシウムを多く含まれているからそれを加工して食べると良い。みたいな記事もあったぐらいで卵は本当に栄養面で優れている食べ物であると言えます。
女性の存在感を高める
こちらは日本人にはあまり馴染みのない感覚ですが動物を育てるとした時、ニワトリは動き回る距離が狭く、またサイズが小さいので女性でも比較的簡単に育てることができます。牛ややぎの飼育となると力が必要になってきますからね。
ある調査によると女性がお金の管理をした場合、得た収入を再投資(教育、養育、貯蓄)する傾向があり子供の生存率が20パーセントほど上がるという結果があります。
これってなんとなく理解できてしまいますよね笑。
個人的ですが女性の方が子供のことをしっかりと考えることができると思います。
これらの理由からビルゲイツはニワトリの飼育をすることが貧困から抜け出す一つの方法だと言っています
終わりに
いかがでしたでしょうか?世界一の大富豪の考える貧困層から抜け出す方法。
このような言い方をすると少し皮肉な言い方に聞こえるかもしれませんが私は大きく納得できる部分が多くありました。実際にビルゲイツはこの記事を書いた後にニワトリ10万羽を貧困で苦しんでいる地域に届ける呼びかけをして実際にそれを行っています。
これだけが一つの方法ではないと思いますが栄養面でも、収入面でも状況を良くしてくれる可能性があるのはとても素晴らしいと思います。何事も知らないのと知っているので大きく違います。
この知識がどのように自分にやくに立つのかはわかりませんが他の人によっては何か役にたつかもしれないと思いこのような記事を書いて見ました。
個人的にはいつかアフリカに行きたいと思っているのでその時にやくに立つかもしれませんね!
ちなみに元記事はこちらにありますのでよければご確認ください。
https://www.gatesnotes.com/Development/Why-I-Would-Raise-Chickens
それでは!